今月読んだ本
今月(2026-02)読んだ本は3冊。
アメリカにとって、勢力均衡策はモグラ叩きのようなものです。アメリカから見れば、モグラはすべて同じであり、特定のモグラを選り好みません。大事なのは、ユーラシア大陸という穴から最も飛び出たモグラをひたすら叩いて押し戻すことです。ドイツを叩き終わったらソ連、その次は中国、というように、かつて友好国だったかどうかにかかわらず、出すぎればどんな国であろうと叩きます。
中国を押し戻せれば、別の国を叩くでしょう。
応援広告って正直、相当斬新なものでない限りファンダムとアイドル本人だけが盛り上がって終わり、なんですよね。あそこに充てられた資金分、CDやグッズの購入に誘導できたはずなので、そこは我々の反省点です
ゲーム業界で働いていたとき、汗水垂らして稼いだお金をどうして”それ”のためにそこまで注ぎ込めるんだろうと我ながら疑問でした。物語に没入する気質の人間が持つエネルギーの源泉が、長い間謎のままでした。でも今は、自分なりに結論が出たんです」国見はここで息を吸うと、「皆、自分を余らせたくないんです」と言った。
今って本当に、人生の指針がないですよね。幸せの形は人それぞれって言えば聞こえはいいですが、あらゆるパターンの人生が可視化されて、これまで提唱されてきた生き方の正解とか成功の条件みたいなものはただの幻想だってことが知れ渡りました。どのパターンの人生でも穴があるんです。家庭を持っても今の日本じゃ将来苦しくなるだけとか、お金や影響力を手にしても虚しいだけとか、もう長生きしたって辛いだけとか、何でも視点を変えればマイナスな要素があって、万人に通ずる物差しなんて存在せず、何もかもが簡単に引っくり返ることが急速に知れ渡りました。今は誰もが、幸せの形は人それぞれっていう話ばかりしています」国見が声のボリュームを少し上げる。
「でもそれって、言い換えれば、自分というリソースを使い切ったもん勝ち、ってことでもあると思うんですよね。万人に通ずる物差しがなくなったということは、その対象が何であれ、自分を使い切っている人には外部からのジャッジが一切通用しないということでもあります」
